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遠き未来や
過去の挿話を
囁きはじめる空に
覚めた頭は何を欲す

捧ぎや拝みを脱ぎ捨てて
遠き未来や
過去の挿話が
散りばめられた刻に
身体は静かに沈んでゆく
忙しなく瞬き
心をその棚に閉まう
木馬に揺られては
儚き浮き世に何を欲す

我、忘却と踊り
我、眠りに酔い
寄せては還す摂理に何を欲す

灼熱の青さに戸惑うこともなく
別れの宵を迎えるのなら
想うは愛しき血と縁と

砂上に残す轍の如し

響きて満たされし
鐘の音あらば
何時かの月へ別れ委ねよう

蒸し返すは曇天を
紡ぎながら歩いてゆく
何時かの月に別れ委ねよう

器に浮いた氷の如く

遠き未来や
過去の挿話と共に


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