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振り向くと過ぎてゆく
青い迷いや源は
遠い天に浮かぶ
近い泡の様に追いかけて
味気のない歴を経ようと
愚かな一思いは
鐘の音を待つ
逃げ惑い
味気を頬張りたいと
仄かな一思いに
鐘の音を待つ
等と無言を並べても
おのれの陰鬱を覆っても
幾千の目は知っている
空の目は知っている
あの塔も終焉を迎えたのだから
何でもないであろう
何でもないのだ
何にもないのだ
何だってよいのだ
鐘の音を待つ前から
色は押し返した
筆は押し戻した
どうせ些細な音を待つのだから
急くことはない
扉の前で座り込み
一眠りしようではないか



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